数年前に終活のはじめの一歩として、銀行口座の整理整頓をしました。
最近、勤め先が変わったことで、生活する街も変わり、使わなくなったクレジットカードも整理したのです。
季節は3月。
甥っ子も4月から新しい街で新しい生活を始めるという話を聞き、新しく口座やカードを作る人も多いのだなぁと思いいたり…。
唐突ですが、前の前のお仕事場(クレジットカード会社)で学んだことなどを書いておきたいと思ったところです。
銀行口座
なんとなくたくさん持っている口座、管理しきれないなら解約解約
バイト先で作らされたり、勤務先で作らされたり、引っ越し前に都合がよくて作ったまま持っていたり、そんな口座がたくさんあるなら、本当に使う1~2の口座にまとめるのがおすすめです。
甥っ子はどうするのかは聞いていませんが、わたしは〇十年前に実家を離れたとき、父はわたし名義の信金口座を作り、通帳は父が管理していました。
つまり父が通帳で入金して、わたしがキャッシュカードで引き出すという形で仕送りを受け取っていました。
手数料が、信金のATMであれば全国無料です。
ゆうちょも同じかな。
ゆうちょの引き出し手数料については、最近、引き上げになったとニュースになりましたが
そうはいっても今も、平日の18時までと、土曜日の14時まであれば、ゆうちょのATMで引き出し無料ですよね。
参考:郵貯のサイト
そして信金は、地区ごと、地方ごとに別々の名前なのですが、ATMの手数料はゆうちょと同じく、信金同士であれば、全国どこの信金ATMでも時間内なら手数料は無料です。時間もゆうちょとおなじ。
ゆうちょより信金ATMは数が少ないかな。見つけにくいんですよね。かつて、上京したてで知らない土地で、最初に探して覚えたのは信金のATMの場所でした。
なぜ信金だったのか、当時は、考えもしなかったのですが、父が田舎で事業をしていたので地元の信金と取引があったのでしょうね。
その後、くじ付きの定期預金というのにひかれて、城南信用金庫の口座を開いたこともあります。が、定期のくじには当たらず。その後、お引越ししたこともあり城南信金の口座は解約しました。
同時に、かつての仕送り用に使っていた実家の信金口座も整理しました。もう父も他界して振り込んでくれるひともいませんし、貯金用に使っていた時期もありましたけど、解約などはその地の本店に行かないと駄目なんですよね。
その後、給与振り込み口座に使っていたみずほ銀行の口座……。2020年以降も何度かシステムトラブルが続くのを見て、解約しました。
今利用しているのは、ゆうちょ銀行とネットバンクです。
メインに利用しているのはネットバンクで、ゆうちょも合わせて、ネットで明細も確認できるので
全体の管理が楽になりました。
クレジットカードも厳選!
勤務先によって社員割引のあるクレジットカードを持ったり、またはクレジットカード会社勤務のときは福利厚生のために必須で作らされたりしたクレジットカードがありました。
カード会社勤務の経験からカード枚数をしぼる理由
カードをたくさん持っているデメリットは以下のとおり。
- ポイントが分散して溜まりづらい。
- 引き落とし額、日付の管理がめんどうになる。
- 銀行口座も複数ある場合、どの口座からの引き落としかわからなくなる。
- 使っていないカードはいつのまにか紛失しても気づきにくい
- 個別カードだと限度額内なのに、総額が限度額に達して使えないことがある。
つまりカードのメリットが薄れて、管理がめんどうなんです。
カードが1枚しかない場合のデメリットは以下のとおり。
- 磁器不良や汚れ、破損によって使えないときやばい。
- 店によっては(特に海外で)使えない場合がある
- アメックスは国内で使えないお店が多い
- JCBは海外で使えない場合が多い
念のために2枚、ブランドは違うもので持つのがおすすめです。
似たスペックのカードをまとめて、ブランドを分散して2枚、多くて3枚あれば不便なこともなく、管理も楽になります。
クレカは1枚+国際ブランドのデビットカードもあり
例えばVISAでクレジットカードを1枚と、JCBブランドのデビットカードを持つというのもあります。(逆もあり)
注意として、デビットカードの場合は公共料金の引き落としに対応していない場合があるので、事前に調べておきましょう。
クレジットカードでは手数料を払わないのが大事
クレジットカード利用の特典ポイントのお得さに目を引かれますが、それよりも手数料に気をつけましょう。
ここでいう手数料は、分割手数料、リボの手数料といったものです。利子とか利息とかいうものですね。
(一般的に)利子は支払うときに言って、利息は受け取るときに言うことが多いですね
カードを作るとき、面倒だけど説明はちゃんときく
クレジットカード作ろうかな、と思っていつものショッピングセンターやデパートでクレジットカードをすすめられたら、
このお店は近いし、よく使うし、ってことはお得だからここで作ろう
せっかく作るのですから、お得だからでいいんですが、特典ばかりじゃなくて、そのほかの説明も聞きましょう。
カードを作るときのチェックポイント
- 引き落とし日(給料日から何日後?)
- 年会費について、初年度無料か永久無料か、実質永年無料か。
- 初年度無料は翌年から会費がかかります。
- 実質永年無料は、無料となるための条件があります。
- 無理なく達成可能か要確認です。
- 基本一回払いのままで契約すること!
- 自動でリボ払いになる設定は絶対NG
- ポイントに踊らされないこと。
- ポイントよりも支払う利子のほうが高くつくこともあります。
リボは最後の最後の最後の最後の一時的な手段です。だからリボ専用のカードや、自動でリボ払いになる設定は絶対にNGです。
自動リボ設定をするとお買い物に3%のポイントがつきますよ、その手数料は15%ですけど
リボの手数料はお買い物で年率だいたい15%。キャッシングだと年率18~20%です。
年利ってわかりにくいんですが、月利にするとお買い物は約1.25%。キャッシングは約1.5~1.67%。
うっかり自動リボになっていて、支払い額を月々20000円と設定していた場合。
利用額が10000円のとき。請求額が10125円。これは実際には一回払いと同じタイミングで引き落としがかかります。設定が一回払いになっていればかからない手数料です。
※買い物のリボの手数料は翌々月から発生する場合もありますが、キャッシングの利子は当日から計算されることが多いです。
クレカの設定がどうなっているのかしっかり確認しておきましょう。
ときどき支払いがリボ払いしか選べないカードも存在します。これは無条件でNG。作ってはいけません。
普通のカードを作ったら、リボ払い専用のカードも追加できることがあります。断りましょう。
「ポイントだけもらって、カードは切って使わなければいいんじゃない?」
いえいえ、数年後、カードの切り替え後にうっかり使う可能性があります。それまで1回払いしかしていなかったし、引き落とし口座も同じなので気づかずにリボで払い続けたり…危険すぎます。実際に1年ほどもリボ払いのカード利用をつづけたあとに残債が大きくなって気づくことも多いんですよ。
利用明細は確認しよう
カードの不正利用に気づけるのは自分。カード会社も監視しているとはいえ、絶対ではありません。とくに自分でよく利用しているネットショップや、地域の店舗での不正利用や、少額の利用は自分以外ではわからない場合が多いです。
「不正利用って、カード会社が気づいて、カードを止めたり、連絡してくれたりするんでしょ?」
そういうことも確かにあります。特に国内にいるのに海外で高額利用があったりすれば連絡が来ることが多いでしょう。また高額な年会費を支払っているカードはそういうセキュリティが高い傾向があります。
でも、年会費無料のカードや会費数千円くらいのカードでは、自分より先にカード会社が不正利用に気づくなどと思わないほうがいいです。
そして不正利用されたと気づいたらすぐにカード会社に連絡しましょう。なぜなら、補償される場合でも期限があるからです。
不審な利用が60日以上前だと補償されませんし、調査もされない……、カード会社も調査できないこともあります。※国内利用、海外利用で調査や補償の期間がちがいます。ご自身で確認しておきましょう。
ということで、引き落とし後に気づいてからでは遅いこともあるのです。面倒でも利用明細はこまめに確認しましょう。
とくにリボ払いに設定していると金額はいつも同じだからと、利用明細を確認しない人がいます。不正利用なのに、自分の利用として何か月も支払い続けていたり残債にして積み上げている場合もあります。
不正じゃなくても、解約したつもりのサブスクが残っていることもありますし、家族が悪気もなく、ゲームの課金をしていることもあるかも…。(実際にお子さんが悪気なく数十万円の課金をしていた事実に出会ったことがあります)
明細はこまめに確認しましょう。
サブスクやスマホ代をカード払いしているなら、リボ設定は絶対にダメ!
さらに余計なお世話ですが、サブスクや、スマホの支払いといったように毎月決まった利用がある場合は特に注意しましょう。
カードの引き落とし金額が、利用料金より少ないなら、残債はかならず積みあがっていく。
「¥利用額」>「¥支払額」=残債の積み上がり
↑の場合、気づいたらリボの残額がものすごいことになりえます。
具体的には月々の携帯が12000円、リボで設定した金額は月々10000円のとき、手数料を無視して計算しても5か月で残債は1万円になります。実際にはこの残債に、リボ手数料がかかります。
毎月自分がいくら利用しているか把握しておくこと! 毎月の支払額が利用金額より小さい場合は、やばいと認識。すぐに残債の確認と支払い計画をたて、カードの設定を見直しましょう。
そして分割とリボの違い
分割は支払いの回数を決める支払い方法です。何か月、何回の支払いで完了というのが最初からわかっている。
分割12回払いといえば、12回のお支払い。
シンプルです。
分割の落とし穴は分割を併用すると支払額が大きくなること。
10万円の商品Aを10回払いにして、支払いが続いているあいだに20万円の商品Bを10回払いにしたら、商品AとBの支払が重なる時期は金額も加算される。
一方、リボ払いは、支払回数ではなく支払金額を決めることができる。
カード会社によって違ったプランはさまざま
- 利用額にかかわらず請求額を1万円など指定できる
- カード利用額の全体の1/10くらいなど一定の率で請求される
- 支払額を3万円までと指定して、それを超えた金額だけがリボの残債として次回にまわされる。
リボ払いはいつ完了するか、わかりにくい。
分割と違って、あと何回支払いすればいいのかわかりにくいです。支払い完了がいつか決まっていないといえる。
定率で支払い額(請求額)が決まるとき、残りの額(残債)に対する定率で請求額がきまるので、残りが少なくなると請求額も小さくなり、いつまでもだらだらと支払いが続く。
残額を確認して、金額が十分に小さくなったら、リボの残り全部をまとめて払いたいと申し出るといいです。
たいていのカード会社で、前倒しで支払う方法がある筈。
余計なお世話とはわかっていますが
何を買ったのか覚えていないほど前の支払いとか、
確認もせず、利用していないかもしれないサービスの支払い
さらに手数料まで支払うのは本当にもったいないです。
とくにリボ支払いによる手数料なんかは本当にもったいない。
だから明細は毎月確認しましょう。
で、明細に不審があればすぐにカード会社に問い合わせを。
ついでに自分のカードの契約内容、設定の確認も。
クレジットカードの支払いにふりまわされず、
便利な道具として、便利に使いましょうね。