ネットニュースで中居くんがお財布を紛失して数日後に戻ってきたと報告があったという記事を見て……。
失くしてから戻ってくるまで
記事によると財布の紛失に気づくまでに三日ほど、心当たりのお店に問い合わせるも見つからず
その後、
クレジットカード会社に連絡、その時点までに不正利用はないと確認。
その後、警察に届けられていたお財布は戻ってきた、とのこと。
中居さんは、お財布が戻ってきたことに驚いていたという記事でしたが、もどってきたことはよかったです。
それはともかく、記事を読み終わって思ったこと。
クレジットカード番号の変更はしたかしら?
カード会社に連絡したということなので、こんな遠くから他人が心配する必要はないとは思いますが……(^^;)
財布がすぐに戻ってきてもクレジットカードの番号は
クレジットカード番号は変更するほうが安全です。
番号がまったく記載されていないクレジットカードなら、本職の悪い人に当たらない限り、
つまりカード情報読み取り機で内容を盗み取られたりしなければおそらく大丈夫。
安全、とまでは言えませんが、少なくとも技術や準備がなければ大丈夫だと言えるでしょう。
ですが、表面にはなくても、裏面にカード番号が記載されているカードや、従来の普通に番号が記載されているクレジットカードの場合は手続きは必須です。
カードの表、裏面の写真を撮られたら!
ネットショッピングを考えれば、クレジットカードそのものをを盗まれたのと条件は同じです。
裏でも表でも、クレジットカードに番号や有効期限やセキュリティコードが載っているカードは
他人の手に触れた可能性がある、と分かった段階で紛失したカードを止めて、新しい番号を発行してもらうのがいいと思います。
お財布は親切なひとが見つけてくれてすぐに戻ってきたし、
カード番号を変更って、公共料金も登録してあるから面倒なんだけど……
不正利用や、犯罪に使われたらそのほうがずっと面倒なことになります。
カード会社に連絡して、番号を変更してカードの再発行をお願いしましょう。
親切な人が見つける前に、悪い人が写真撮ってるかも
拾ったお財布を届けてくれた人はいい人かもしれませんが、疑いたくない気持ちはわかります。
でも、その親切な人が見つける前に、別の誰かがそのお財布に気づいていたかもしれません。
「現金は抜かれたけど、カードは全部戻ってきているから」と、カード会社に連絡しない人がいますが、
カードそのものは戻ってきていても、クレジットカードの表裏の写真を撮られていれば、カードを盗まれたのと同じです。
戻ってきたあとで、忘れた頃に不正利用される可能性だってあります。でも、番号を変更しておけば防ぐことができますよね。
カード会社に連絡しなかったら、あるいは(わたしが相談を受けた例ですが)電話で話したのに、
「戻ってきたし面倒だからカード番号を変更しない」と仰るケースもありますが、
その結果、不正利用された場合、本人の過失となり、支払いの義務が生じてしまいます。
カード会社では、おそらく番号の変更をおすすめしてくれます。わたしがお話したときも番号の変更はお勧めしましたが、やはり公共料金の手続きが面倒だからと「番号を変えたくない」というケースは少なくありません。
連絡を受けたカード会社で担当者が危険だなと思っても、本人がそのままを希望していたら、変更を強制することはできませんし、本人が止める必要がないと希望すれば、カード利用を止めることはできません。
財布を届けてくれたのが知り合いだった場合
万一、お財布を届けてくれたのがお友達だったら、疑いたくないし、疑う必要はないと思うかもしれません。
それでもお友達が財布に気づくまで、ほかの誰も財布に触れなかったという保証はありません。
お友達が財布に気づいた後も、その財布から目を離さなかったとも限りません。
お友達がほんの一瞬、目を離したときに、他人が写真を撮ったかもしれない……(+_+)
別の誰かが不正利用したとき、ただ善意で届けてくれただけの友だちと関係が悪くなったり、決定的に壊れてしまう可能性もあります。
財布をうっかり紛失した本人。善意でお財布を届けたひと。悪意を持ってカード情報を盗んだひと。
悪意あるひとが見えないところで不正利用していたとき、お財布を届けた善意のひとを疑うことがあったら残念すぎるし、そのひとは報われません。
だから、クレジットカードを紛失したら、たとえほんの1時間で戻ってきたとしてもカード会社に連絡してカード番号を変更してもらいましょう。
その際、カード発行手数料がかかる場合もありますが、不正利用された場合の損失に比べれば小さなものです。
公共料金やサブスクの支払方法変更も面倒ですけど、カード不正利用に巻き込まれるのはもっと、もっと面倒ですから!(^^)!
カード払いの変更が必要かもしれないもの、例えば
- 公共料金(電気、ガス、水道など)
- スマホの支払い
- スマホ決済(〇〇payなど)の登録カード
- 動画サービス(ネットフリックスやフールーなど)
- その他サブスク
- ネットショップの支払い(Amazon、楽天など)
- 保険の支払い(損害保険、ペット保険など)
- 家賃、新聞、その他、
色々ありそうです。
―たしかに、全部変更するとなると面倒ですけどね(^^;)
繰り返しになりますけど、不正利用されるのはもっと面倒ですから、がんばりましょう。