日本酒について、いろいろと迷子してましたが、自分なりに一区切りついた、というかリピートしたいものがわかってきました。
三年くらい前の、日本酒は苦手なのに日本酒を飲んでみたいと思いはじめた当時のわたしに、教えたいお酒をまとめてみました。
日本酒ぽくないけどやっぱりお酒
ワイングラスで美味しい日本酒と言われる種類のもの。
日本酒独特の風味とは違いますがお酒っぽさは確かにあります。
越後鶴亀
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「神の雫」でも紹介されたお酒としても有名です。
飲んだ印象もすっきりとした白ワインぽいと感じています。
イットキー/it’s the key
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スーパーのOKストアでたまたま出会って驚いたお酒です。
日本酒らしくない日本酒を知った最初のお酒なので衝撃は大きかったです。
まさに新しい世界への扉を開ける鍵だ!と。
これが日本酒?って。甘味、酸味ともに味は強めです。
八塩折(やしおり)
感想は、お酒……なんですが、飲んでいるというよりも、おいしい奈良漬けをいただいたような印象。
酸味も甘味も強く独特です。
國暉酒造で作られている「やしおり」という名前のお酒。
やしおり作戦といえば、ちょっと古くなりますが映画「シン・ゴジラ」でゴジラに凍結材を大量に飲ませる作戦のこと。
元々は神話のなかでヤマタノオロチ退治でおろちを眠らせるために大量に飲ませたお酒の名前です。
そのお酒を再現したいという思いで作ったお酒だということです。
この話を聞いてとても興味を持ったのですが、ちょっとしたハードルにひっかかっていて4か月ほど迷いました。
ハードルその1は値段。
写真の赤は¥3000 200ml
紫は¥5000 200ml
その間に黒 ¥4000 200mlがあるのですが、
一番安い赤で、コップ一杯3,000円て(+_+)
ハードルその2、代引き。
通販の対応が代引きのみだったのですが、代引きってやったことがなくて……。
玄関でお金を支払うというのがなんか怖い。
でも、やっぱり、気になって仕方ない。
こんなに高いんだから、美味しいに違いないと思っちゃうし、じゃあ、どれを?
一番高いのと、安いのと?なぜ?自分でもわからないけど、せっかくだから。
と、結局、訳のわからない理由で赤と紫を購入。
そして、美味しい奈良漬けだなぁと思った次第です。
美味しいんですけど、これは……、これも経験(*^。^*)
リピートする甘い、または甘酸っぱいお酒
以下はどれも、酒!って感じではないです。アルコール度数も低めのものが多いです。
スパークリング清酒 澪
スーパーでも買えます。
さわやかで甘くて、しゅわしゅわで。アルコールも弱め。
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フレーバーも楽しめます。
緋穂(ひすい)
赤米を使った赤い色が特徴。
アルコールは普通の15%だけれど、さらりとして飲みやすい。
甘さも酸味も控えめだけど、余韻がさわやかでおいしい。
酒っぽさはあまり感じない。
通販では見つけられず、ナチュラル・オーガニックのお店「Bonraspail/ボンラスパイユ」で見つけたときには買ってしまいます。
ボーミッシェル
ボー・ミッシェル
さわやかで軽い印象の日本酒。
ボー・ミッシェルのスノーファンタジー
ほのかに白濁していて、微発泡。
この2本は甘酸っぱくて、飲みやすい。
食事をしながらいただいても美味しい。
ボー・ミッシェルのbliss
同じシリーズでも上のふたつと比べるとお値段三倍。
貴醸酒です。
とろりと甘く、酸味よりとにかく甘く。食後酒、デザート酒におすすめ。期間限定というか冬に作って、数量が終わったら来年まで待つ感じ。
たまにデパートで見つけると買っちゃいます。デパートのいいところは(悪いとこでもあるけど)これが欲しいと変わったものを希望すると似たものをおすすめしてくれるところ。
「こちらがお好きなら、次回あちらもお試しください」とか(^_-)-☆
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ピンクのかっぱ
甘酸っぱいというより、甘い~。
味は好きなんだけどな。ラベルのカッパ……もっとかわいいのがいいな。
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黒松仙醸どぶろく
麹と酒粕の甘酒をうまいこと混ぜてくれてます。
甘酒好きなら、試して正解。とにかく甘ーい♪ 日本酒度は-60度!
!甘酒っぽいですが、しっかりお酒です。
フレーバーも種類がありますのでお好みで。わたしはノーマルがいいかな……。
好みのフルーツカルピスをちょっといれたらフレーバーは試せますし(*^-^*)
こちらは東京ならデパ地下ほか少しお酒が充実しているスーパーにも置いてあります。
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おまけ お酒に関係する言葉
どぶろく
日本酒の製造、最後にもろみを布で濾(こ)して清酒となる。
この最後の工程、濾(こ)す作業をしていない酒がどぶろく。
どぶろくは酒粕がそのまま残っている……だから白濁している。
濾した布目が粗く、清酒でも白濁しているものもあり、それらを含めてにごり酒ともいう。
どぶろくは甘い?辛い?
どぶろくには甘いのも辛口のもある。
濾してなければどぶろくなので、発酵の度合いによって辛口のものも、甘いものもどちらもある。
製造段階で発酵ででんぷん→糖→アルコールという順番に変化するので、
アルコール度数が低いものを選ぶと甘さが強い可能性が高い
!勝手に作ると犯罪
酒税法上、酒類製造免許がないとお酒を造ってはいけません。
この免許取得のハードルを下げて、地域活性の取り組みであるどぶろく特区も全国にいくつかある。
日本酒度
一般的な日本酒はプラスマイナス0付近
そして一般的に数字がマイナスのほうが甘い。実感として甘さを感じるのはマイナス20とか…これは好みですね。
実際は何の度数かというと比重らしいです
水と比べて重いとマイナス 水と比べて軽いとプラス。
糖分が残っていると比重が重いので、糖分が残っているほどマイナスの数字が大きくなる。
糖分がアルコールに変わる発酵が進むほどに水より比重が軽くなるので、日本酒度の数字が大きくなる。
一般的にきりっと辛口の日本酒は日本酒度は高い。
実際に甘く感じるかどうかは、好み以外に、酸味やそのほかの味のバランスもあるので、
A日本酒度ー5度とB日本酒度0と比べて必ずAのほうが甘く感じるとはかぎらない。
この数字が20くらい離れていると間違いなく数字が小さいほうをより甘いと感じます。
このページで紹介しているどぶろくは、日本酒度:ー60度。甘いよ(^-^)
貴醸酒
貴醸酒協会に加盟している団体が使う商標であるため、同じ製法でも協会に加盟していない蔵が造れば、再醸仕込み・醸醸・三累醸酒と呼ばれる。
製法
日本酒を仕込む際、水の代わりに清酒を使って仕込んだ酒。
何度か仕込む段階で最初から清酒のみで作ることも、最初の1,2度は水で仕込む場合もある。
できあがりは濃厚でとろりとしている。
酒で仕込むため、発酵が途中で、糖分が残っていても酒! そして糖分が残っているものは甘い。
甘いものが多い印象だけれど、しっかり発酵させて糖分がしっかりアルコールになったものもある。そういったものはアルコール度数が強め。
量を飲まずに、ちょこっと食後酒に。デザートみたいに飲むのが好きです。
あ、好みの問題です。