転生したらスライムだった件 1巻
THAT TIME I GOT REINCARNATED as a SLIME vol.1
この作品はアニメ、小説書籍版のほか、WEB版、コミックといろんな形で楽しめます。
こちらでは小説版の日本語版と英語版を比べ読みして楽しんでいます。
一部、とくにアニメ放送済の内容についてはネタバレを含む場合がありますのであらかじめご了承くださいませ。
本の引用部分は下線で、気になる言葉は太字なども使用しています。
オレンジ下線は、からぽんの英語版→日本語の訳です。
本題の前に発見!
楽しみに待ちつつ、19巻を読み直そ(^^♪
はじめに
ヒロアカも呪術廻戦もアニメ→コミックと進みましたが、
転スラはアニメ→小説版です。
アニメ放送終了後、コミックでは進捗がアニメと同じくらいだったので、先に進んでいた小説版を入手しました。
この作品は、WEB版の小説から始まっていますが、こちらで扱うのは書籍版です。
その理由は手元に日本語版、英語版ともに書籍版で持っているからです。
当然ながら、コミックに比べて文字が多いので進みが遅いです。
のんびり行きましょう。
一冊まるごと読み通すかどうか、決めていませんが、転生先の世界をスライムさんと一緒に探索していきましょう。
ですが、今回は転生前です。
序章 死亡~そして転生
Prologue:Death and Reincarnation
現実世界とは違うことわりで成立している世界では、世界そのものを発見していく過程も楽しみです。
最初はその前段階なんですが‥‥‥
転生前、現代日本の三上悟、最初の自己紹介
彼女なし
彼女はいない No significant other
試訳:特に大事なひとはいない
- significant:重要な
- other:ほかの人、他方、文脈によっては「ツレ、相方」もあり
- 類義語:配偶者、恋人、相方の意味で、partner, mateなど
会社のマドンナ
会社のマドンナと名高い受付の沢渡さん
she was Sawatari, the fornt-desk lady and pretty much the “it” girl around the office.
試訳:沢渡さん、社内で注目されている受付の彼女だ。
ここでは “ダブルクォーテーション”つきなので、「特定の何か」「話題の存在」というような意味。
文脈から理想 注目のひと
リア充
[リア充]爆発しろ
So [blessed with the natural charm you need live a decent life… I wish people like you] would just explode!
試訳:[まっとうな人生を送るのに必要な器量にめぐまれやがって、お前みたいなやつは]爆発しろ!
リア充‥‥‥って言葉のコスパが良すぎ。
世界の言葉
通り魔に刺されて亡くなる直前から、三上悟の頭に響く声。
これは後に「世界の言葉」と説明されるのですが、この時点では意味はわかりません。
これは転生先の世界の仕組みのひとつ。
転生時に獲得したスキル一覧
- 対熱耐性 Resist Heat
- 刺突耐性 Resist Piercing
- 物理攻撃耐性 Resist Melee※ Attack
- 痛覚無効 Canel Pain
- 対寒耐性 Resist Cold
- 熱変動耐性 Resist Temperature
- 電流耐性★ Resist Electricity
- 捕食者 Predator
- 賢者 Sage
- 大賢者 Great Sage
★電流耐性‥‥‥PCのデータ消去を依頼したときの代替スキル
『麻痺耐性』も付属して獲得したというところが英語版にはないかも‥‥‥。
付属しているから重要じゃないかな。
melee 乱闘、(押したり、殴ったり)近接攻撃、直接攻撃
直接押したり殴ったり、
ゲームでは「melee weapon/ 近接(直接攻撃用)武器」などでも使われる
喰いまくって
★転生後のチート能力といってもいい捕食者を獲得するきっかけとなった思考‥‥‥。
次生まれ変わることが出来たら、ガンガン攻めよう。声かけまくって、喰いまくるぞ‥‥‥。
If theres’s such a thing as reincarnation, I’m gonna go on the attack next time — I promise. I’ll hit up everyone I see, stalking my prey before I got in for the kill…
「~声かけまくって」までの部分の英語はほぼ原文通り。
最後の「喰いまくるぞ」の部分が説明っぽくなっています。
このパターンは「リア充」のところでもあった‥‥‥。
英文太字部分のみの試訳:
獲物を付け狙い、それからとどめを刺しに行く‥‥‥。
stalking my prey:獲物に忍び寄る 獲物を付け狙う
go in for the kill:とどめを刺しにいく
???
日本語版の「喰いまくる」は、「やりまくる」の意味だと思うんだけど、
英語の説明では、性的な意味はずいぶん薄れて、スキル「捕食者」につながる内容ですね。
確かに比喩の「喰う」から「食う」にスライドしてしまうと、捕食より大食の方向を連想してしまうし、捕食者は最重要スキルなので、イメージはぶれないほうがいいか‥‥‥。