毎日つかうタオル。たっぷりとした厚みがあって、ふわふわのタオルは贅沢な気持ちになります。でも、今回おすすめするのは、かなり薄ーい、むしろぺらぺらの100均バスタオルです。
普段、タオルを選ぶとき、基準はなんでしょう? 肌触りのよさ、吸水性、デザイン、ブランド…いろいろなポイントがありますね。今回は薄さに注目してみましょう。薄いタオルはとにかく乾きやすい。そしてかさばらない。この2点だけでも可能性を感じませんか。
でも、ぺらぺらな薄いバスタオル? なんだか頼りないかも、それに安っぽい……。確かに安っぽい‥‥‥というか、100均の商品ですから、安さは否定できません。
それもあって、これまであまりひとにすすめることはありませんでしたが、やはり使っていていいものはお知らせしたい♪
最初に100均でバスタオルを見かけたときは「ほんとに?」と思いました。
引っ越し直後、近くの100均のwatts(ワッツ)でバスタオルを見つけました。確認しようと手に取って、薄くて軽くてかさばらないから買ってもいいかな、と。まったく期待せず購入しました。ところが使ってみたら! いい意味で想定外でした。
この記事を最後まで読んで、悪くないかも?と思っていただけたらうれしいです。
100均watts(ワッツ)のバスタオル
まずは店。ワッツはダイソーやキャンドゥ、セリアほど有名ではないかな。オンラインショップもあるようですね。
こんな感じ>>ワッツオンラインショップ
100均のバスタオルはこんな感じ
サイズ:50cm×110cm
薄さは画面の透け具合でもわかるかと‥‥‥。
フェイスタオルと比較してもカサで負けている
お隣の緑のタオルは約34cm×85cmのフェイスタオル。たたみ方は四つ折り×二つ折り。
平べったさを強調したいわけではないのですが‥‥‥。隣の緑のタオル「エアーかおる」も2年ほど使用しているのでくたびれ気味なんですけどね。
エアーかおる 実はかなりおすすめです。使いこんでいてもふっくらしていて厚みもしっかり。なのに洗濯後の乾きはかなり速いですよ。柔らかさも吸水性も文句なし。なので保管場所に余裕があれば、こちらをずらっと並べたい! スギ薬局にはお手頃価格の限定商品もあります。見つけたらぜひ、買いです!
>>楽天で3枚組だと比較的お手頃なものもあります。
100均のバスタオルのデメリットを確認しましょう
やっぱり見た目は残念
毎日つかうのですから、毎日見ます。デザインは期待できませんし、色もアイボリーがもっともおすすめ。とくにこのペラペラを見ても気持ちは上がりません。残念ポイントであることは認めざるを得ません。
吸水性がたりない
薄いわりには吸水性があといっても、やはり限界があります。洗い髪にはもう一枚、別のタオルが必要です。
耐久性に不安あり
生地が薄いことから耐久性が不安かもしれません。とくにタオルは頻繁に洗濯するものですから、傷みが早いと感じる可能性はあります。
ワッツの100均バスタオル、実際に使用してのメリット
まず、薄さ=軽さ。軽さも大きなメリットですね。それからタオルという性質上、洗濯はくりかえしていますが、とくに傷みやすいとは感じていないかなぁ。それ以外は以下の通り。
- 肌あたりが柔らかく(軽い)
- 洗濯で便利、乾きやすく(軽くてあつかいやすい)
- コンパクト(で軽い)
肌あたりが柔らかい
薄さゆえに、肌に軽く、やさしく感じます。表現を変えれば頼りないんですけど、でもやさしい。初めて使ったときはこのやさしい感触に驚きました。
洗濯に便利、乾きも速い
厚手のバスタオルと違って、軽くてかさばらないので洗濯が楽です。そして洗濯後の物干しも軽くて楽です。ピンチハンガーに複数枚かけても重くなりません。
そして乾きが速い! 時間的には普通のバスタオルの半分くらい。そしてその分、変な生乾きのにおいも発生しにくい。枚数が多くなっても乾くまでの時間は短いままです。
コンパクトで収納や携帯に便利
ふんわりできないということは、コンパクトに収納できるということ! バスタオルのクセにふわふわのフェイスタオルより薄いので、ジムや旅行にも持っていきやすいです。
これと、温泉旅館のアメニティにある薄手のタオルの、最薄コンビはある意味、最強です。
「薄手白無地10枚組」温泉旅館アメニティの薄手タオルに似ています。
業務スーパーの売り場で、お隣には「厚手白無地10枚組」もあります。
「薄手白無地10枚組」約500円(約¥50/1枚)
「厚手白無地10枚組」約900円(約¥100/1枚)
100均でタオルを購入するときの注意点
これはバスタオルだけではなく、フェイスタオルも共通です。
- 見るからに生地が粗いものはやめましょう。
- 綿はアイボリーがおすすめ。
- 綿ではきれいな色のものをあまり見かけないので。
- 素材を使い分けましょう。
- 洗い髪にはマイクロファイバー素材とか
まとめ
今回はおもに百円均一ショップwatts(ワッツ)の綿バスタオルを紹介しました。
実際に使ってみるまでは、「薄いバスタオルなんて使う気にならない」と思っていたような気がします。引っ越し後の疲れと高揚のなかで見つけてラッキーでした。
まず柔らかさを気に入って、こっそり使いつづけていて、かなり後になって洗濯が楽だと気づきました。
なんでも「こうあるべき!」と決めつけてはいけないという例ですね。それでもやっぱり「これはいい!」と思ったのに、100均のバスタオルなんて‥‥‥?と、けっこう長くこっそり使っていたわけです。
ちょっと気になったら、固定観念に否定されながらもすこーしだけ試してみましょう。最初の違和感を通りすぎると楽しい発見になる、かもしれません。